コラム
チャットボットの作り方 チャットボット
「チャットボット、簡単に作れます!」
そんな記載を見たことはありませんか?
実際、簡単に作成できるのですが、作成のイメージが付きにくい方も多く、
「簡単ってどれくらい簡単なの?」「何が必要なの?」「どんなことをするの?」というご質問をよくいただきます。
今回は、そんな方のために!
チャットボット開発・実行フレームワーク「Hubot」を使用してTopicRoomにチャットボットを作成する流れをご紹介します。
※詳細な手順は各種マニュアル(ご契約後に参照可能)を参照してください。
STEP0.事前準備
チャットボット作成にあたって、まずは、契約、動作環境(マシン&ソフトウェア)、マニュアルを準備しましょう。

●契約
・API利用契約を締結していること(TopicRoom Enterpriseプラン)のみ(要申告)
●動作環境
・チャットボットを動かすマシン (ハードウェア)
※OSは、Windows/Linuxどちらでも可
※チャットボットを動かす時間帯に起動している必要あり
・Node.js (フリーソフトウェア)
●マニュアル
※API利用規約を締結することで、参照可能(トライアルでも申告により可)
・TopicRoom APIリファレンス
・TopicRoom BOTサービスマニュアル
チャットボット作成も試せます
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※トライアル申込ページの「その他、ご質問など」欄に「API利用希望」とご記入の上お申込ください。
STEP1.TopicRoomシステム管理サイトでの作業
まずは、 TopicRoom内で会話をするチャットボットのアカウントを作ります。
管理者ユーザーが、TopicRoomのシステム管理サイトにて「BOTユーザー」を発行してください。

1.BOTユーザーの作成
BOT権限のユーザーを作成します。
※BOTユーザーも1IDとしてカウントします。
BOTユーザーを作成したら、チャットボットを動かすマシンとの連携(STEP2)に必要な情報とツールを取得します。

2.APIキーの発行
APIキーを発行し、発行時に表示された情報をメモします。
3.BOT用トークンの発行
BOT用トークンを発行し、メモします。
4.TopicRoom開発キットのダウンロード
TopicRoomシステム管理サイトよりダウンロードします。
STEP2.TopicRoomシステム管理サイトでの作業
次に、 チャットボットの本体を作ります。

1.マシンにソフトウェアをインストール
チャットボットを動かすマシンに「Node.js」と「Hubotジェネレーター」をインストールします。
2.hubotプロジェクトの作成
作成者やBOT名などを指定し、プロジェクトを作成します。
3.TopicRoom開発キットのインストール
STEP1-3でダウンロードしたTopicRoom開発キットを、作成したプロジェクト内にインストールします。
本体が出来たら、STEP1で作ったアカウントと紐付け、学習させましょう。

4.APIキーとBOT用トークンの設定
STEP1-2で取得したAPIキーとBOT用トークンをプロジェクトに設定します。
5.返答内容の登録
プロジェクト内に応答シナリオをスクリプトで作成します。
※スクリプトはCoffeeScript、またはJavaScriptで記述できます。

6.hubotを起動
TopicRoomを指定して、hubotを起動します。
STEP3.TopicRoomアプリでの作業
最後に、作成したBOTユーザーをルームに追加して話しかけてみましょう。

1.BOTユーザーをルームに追加
STEP1-1で作成したBOTユーザーをルームに招待します。
招待したルームで、STEP2-5で登録したセリフを発言してみよう!
BOTユーザーが登録した通りに回答してくれます。
●チャットボットを実装するときのポイントはこちら
まとめ
チャットボットを作成し、会話するまでの流れをご紹介しました。
TopicRoomなら! Hubot用TopicRoom開発キットをご用意しているので簡単に始められます。無料お試しでもお試しいただけますので、是非お申し込みください。
※無料お試し申込フォームの「その他、ご質問など」欄に「API利用希望」とご記入の上お申込ください。